【2024年版】ヴェルサイユ宮殿への行き方

フランスに旅行に行ったらまず訪れたい人気のスポットの1つがヴェルサイユ宮殿。今年夏のパリ・オリンピックでは、馬術などの会場にもなっていますね。

TAMA

大きなシャンデリアがたくさんあって、キラッキラなイメージのヴェルサイユ宮殿。行ってみたいなあ。どうやって行ったらいいの？

こずえ

ヴェルサイユ宮殿はパリからも近くて、個人でもツアーでも行きやすいのよ。フランスに行ったら一度は訪れたいスポットね。

ヴェルサイユ宮殿は、パリから電車やツアーバスで40～50分程度で行けるので、フランスを旅するときにはぜひ行程に組み込みたいですね。

ただ、個人で行く場合にはチケットはウェブで事前に購入しておかないと入館できなかったりと、ちょっと気を付けなければならないポイントがあります。

そこでこのページでは、ヴェルサイユ宮殿へのアクセス方法や開館時間など、旅行前の基本的な情報をお伝えします。

見学の基本情報

宮殿の公式サイトや2024年版ガイドブックも参照して、見学のための最新情報を調べました。

宮殿本館の開館時間・休館日

入場料

• 本館のみ　19.50ユーロ
• パスポート（宮殿本館と庭園、トリアノンなどがセットになった1日券）　28.50ユーロ

＊18歳未満は無料。また、11月、12月、2月、月の第1日曜日はどなたも無料。

こずえ

そのほかにも、館内のレストランでの食事とセットになったものなどもあります。

詳しくは宮殿公式サイトをチェックしてください。

チケット購入方法

チケットは、宮殿公式ウェブサイトで事前に予約購入する必要があります。入場は時間予約制なので、希望する日時を指定して予約します。

現地のチケットブースでは買えないので、必ず事前に予約しましょう。

少し面倒にも感じますが、以前、予約が不要だった頃はヴェルサイユ宮殿はいつも大混雑。チケットを買うにも入場するにも長蛇の列でした。事前に予約さえしてしまえば必ずその時間に入場できて、宮殿内もゆとりがあるので、かえって見学しやすくなったとも言えるのです。

とはいえ宮殿公式サイトでのネット購入は、フランス語か英語でしなければなりません。語学に自信がない場合や、確実に現地で解説も聴きたい場合は、ツアーがとても便利です。

→ツアーを利用する

宮殿への行き方

個人で行く場合

パリからヴェルサイユ宮殿までは距離にして20Km弱。パリから電車も出ているので、個人でもとても行きやすい場所です。

路線は3通り。どれで行っても徒歩を含めて1時間弱で着きます。

路線やチケットの買い方、注意点などについては、「NICOLENA WORLD」さんの記事がとても分かりやすいです。

TAMA

個人で行く魅力は、何といっても自由に好きなだけ過ごせるところだね。

こずえ

そうね。庭園やトリアノンエリアまでゆっくり見学しようと思ったら1日じゃ足りないくらいだから、ヴェルサイユでゆっくりしたい場合は、ネット予約をして電車で行くのが一番ね。宿泊して宮殿の外の街を歩くのもオススメ！

ただ、やはりフランス旅行が初めてだったり慣れていないと、電車に乗ったり見学チケットを購入するのもかなりハードルが高いです。

そんなときは、これから紹介するツアーがオススメです。

ツアーを利用する

フランスは初めてだったり、フランス語がまったく分からないと、個人で行くのは不安な人もいるでしょう。「オーディオガイドを申し込み忘れて、せっかく見学してもよく分からなかった」「電車に乗ったけど違う駅に着いてしまった」なんてことになったら悲しいですよね。

そこでオススメなのが、ツアーを利用することです。

TAMA

ツアーの行程にヴェルサイユ宮殿が含まれてるのを探すっていうことだね？

こずえ

もちろんそれもあるわね。それ以外にも便利なのが、パリ発のツアー。フランス旅行の前から予約できるものと、パリに着いてから申し込めるものがあって、とても便利。日本語ガイドさんが案内と解説をしてくれるから、戸惑うこともなく確実に見学できるのが魅力ね。

パリ発のツアーは、いろいろな旅行会社のものがあります。例えばパリ滞在のフリープラン（往復の飛行機とホテルのみのプラン）に、オプショナルツアーとしてヴェルサイユ宮殿見学が用意されているものもあります。ネットでいろいろ調べるのも楽しいですね。

この記事では

の2通りに分けて宮殿への行き方を紹介しました。

ヴェルサイユ宮殿はパリから近いとはいえ、電車に乗ったり見学のチケットを予約するにはある程度の海外旅行経験がないとハードルが高いですね。

安心して行くには、各種ツアーで行くことをおすすめします。

また、下記のページで宮殿の見どころを紹介しています。あわせてチェックしてみてくださいね。

あわせて読みたい

ヴェルサイユ宮殿（本館）の見どころ5選

TAMA

Bon voyage！（ボン・ボワヤージュ！）

たかなし　こずえ

ライター／フランス語翻訳者

大学でフランス文学を専攻・卒業。

以来、フランスの文学はもちろん文化や歴史、美術に惹かれ、フランス語やフランスそのものについて学び続けています。
フランス旅行歴３回